経営理念:「企業の問題点を解決する」

ICT化が急速に進み情報化社会が進展する中で、経済はめまぐるしい変化を遂げています。また、地震等の大規模災害や世界規模の感染病など、事業を継続していく上で考慮すべきリスクも多様化しており、企業は様々な対応を迫られ、事業継続管理(BCM)の構築は急務であると言われています。

企業は様々な問題に直面しており、それらを解決していくことで時代に対応した“新しい形”へと生まれ変わることができます。企業の活性化は日本の地域経済を発展させ、企業で働く従業員の自己実現へと繋がります。

当社は、「企業の問題点を解決する」ことを理念として、企業の発展・継続のサポートを側面から行い、社会貢献に寄与します。

株式会社Ehマネージメント研究所
代表取締役  東 秀優

ご挨拶

2015年度 テーマ「大局を読む」

 3年も待ち続けた電気自動車が昨年9月に納車され、感無量です。
一回の充電で500キロ近くも走り、内外装共に満足する作り。充電は深夜電力を利用し翌朝には満タン(満充電)。エンジンもラジエータも無くボンネットを開ければトランクルーム。胸のすく、滑るような走りを楽しんでいます。

 この車を見て、過去に馬車が自動車に変わったように産業革命の始まりと驚嘆する人と、ただの目新しい車で、さして興味を示さない人とに分かれます。前者は優れた経営者が多く、おそらく大局を読める人だと思います。

 昨今は、経営環境が激変しており、その変化のスピードがどんどん速くなっていますので、大局の把握は極めて重要になってきています。孔子の弟子、荀子が「着眼大局、着手小局」という言葉を残しています。眼のつけどころは大局で行い、実践は小さなことを積み重ねることによって為されていくという教えです。

 大局、小局のどちらも大事ということですが、小局のみでは全体が見えないし、見なくてもいいものまで見えてしまいます。世の中の経営者が多忙である理由の多くは、小局のみの対応をしているからです。多忙では、良い知恵が出る筈がありません。大局を読むためには、小局はある程度人に任せることです。大局を読むには、多くの情報収集と整理、評価が必要です。大局を考え、論じるものは少ないので孤独な作業となります。大局を検証してみる事は容易ではありません。大局は理解者を得にくいので、賛成されにくく、時間もかかり説得も必要です。それでも優れた経営者になるためには大局を読み、見誤らないことは必須です。

 さて皆様は、この車を見てどう思われますか。

 今年も何卒よろしくお願い申し上げます。

株式会社 Ehマネージメント研究所
代表取締役  東 秀優